

千葉県で唯一福祉に関する専門学科を持つ県立松戸向陽高等学校、そして同市に所在する特別養護老人ホー
ム秋桜。福祉の現場へ生徒を送り出す「産みの親」と、その人材を任され運営する「育ての親」それぞれの
視点から、地域における福祉介護を取り巻く課題や将来について語っていただいた。
関口
美栄子
氏(パネリスト)
千葉県立松戸向陽高等学校
校長
全国福祉高等学校長会
副理事長
千葉県高等学校教育研究会福祉部会
会長
県内公立高等学校の教員として、健康教育や看護教育に携わってきた実績を持
つ。
3
年前に県内福祉教育の拠点校である県立松戸向陽高校に校長として着任
し、現在福祉教育に深く関わっている。国の社会情勢や、福祉を取り巻く状況
を踏まえ、県内及び全国における福祉教育の充実と地域との連携を強く感じ、
「出来る事から取り組める」体制作りに着手している。
阿部 桂 氏(パネリスト)
社会福祉法人
永春会
高齢者施設事業部
特別養護老人ホーム秋桜
副施設長
高齢者在宅事業部
部長
東京福祉専門学校ケアワーク学部
客員講師
16
年前より高齢者福祉に携わり、支援を必要とする高齢者やその
家 族 へ の サ ポ ー ト に 深 く 関 わ っ て き た 実 績 を 持 つ 。
10
年前に特別養護老人ホーム秋桜の生活相談員へ着任し介護支援
専門員の実務を経て、特養副施設長として介護福祉士などの後継
者育成に努めながら、現在は在宅事業部長としても地域住民への
サポートを行っている。
三田
達也
氏(コーディネーター)
株式会社
マザーライク 代表取締役
まつど観光大使
2009
年から介護事業に参入し、千葉県東葛地域を中心に高齢者住宅や
介護保険事業所を展開。現在はサービス付き高齢者向け住宅
6
棟、介
護保険事業所
12
か所を運営している。
2016
年の
4
月には松戸市小規模
保育事業こすもすベビールームを開設するなど、新たな取り組みを行
っている。